飛行機レースゲームを作る(3):Gyroで機体の姿勢制御を行う

Gyroセンサー:
3軸の角速度を検知できるセンサー。スマホの動きを検知するセンサーとしては加速度センサーのほうが一般的ですが、加速度センサーでは検知できない動きを検知することができます。きっとほかに方法があるとは思いますが、今回はGyroを使います。

飛行機の3種類の動翼、エレベーター(昇降舵)、エルロン(左右補助翼)、ラダー(方向舵)をコントロールするために、Gyroの3軸センサーの値を使います。

 

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実際には補助動翼は動くだけで、スマホの傾きを機体の向きに反映させます。

このとき、スマホの傾きをそのまま機体の傾きに反映すると、機体の制御が難しくなります(フラフラして安定しない)。このため、スマホをわずかに傾いているときは、機体の傾きには少ししか反映させず、大きく傾けたときに、機体を傾けるようにします。

エレベーター(昇降舵)でピッチ、エルロン(左右補助翼)でロール、ラダー(方向舵)でヨー方向の飛行機の機体操作を行います。

 

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これで機体の向きを制御することができたので、あとは機体を現在向いている方向に前進させれば飛行機を飛ばせます。

 

ただし、対象物がないと、前進しているのかどうかわかりませんね。

 

次回:飛行機レースゲームを作る(4):コース準備